맛있는 이름도 다 있네
おいしい名前もまたあるものだ
깊은 산 속에 음식 욕심이 많은 스님과 세 아기스님이 살고 있었어요.
深い山の中に、食べ物に欲深いお坊さんと三人の小坊主が暮らしていました。
아기스님의 이름은 만복이, 칠수, 삼만이었어요.
小坊主の名前は、マンポク、チルス、サンマンでした。
스님은 언제나 세 아기스님에게 잔심부름을 시켰어요.
お坊さんは、いつも三人の小坊主に使い走りをさせました。
“만복아, 세숫물 좀 떠오너라.”
「マンポク、洗面用の水をちょっとくんできなさい」
“삼만아, 빨래 좀 하거라.”
「サンマン、洗濯をちょっとやりなさい」
“칠수야, 나무 좀 해 오너라.”
「チルス、薪をちょっととってきなさい」
스님은 세 아기스님에게 일을 시키고는, 언제나 혼자서만 맛있는 음식을 먹었답니다.
お坊さんは、三人の小坊主に仕事をさせると、いつもひとりでおいしい食べ物を食べたそうです。
스님은 음식이 먹고 싶을 때면, 야단을 쳐서라도 세 아기스님을 일찍 재웠어요.
お坊さんは、食べ物が食べたくなるとき、どなりつけてでも三人の小坊主を早く寝かせました。
그 날도 스님은 세 아기스님을 재우고는 혼자서 떡을 구워 먹었어요.
その日もお坊さんは、三人の小坊主を寝かせたあと、ひとりで餅を焼いて食べました。
다음 날, 세 아기스님은 스님이 없는 동안 하나 둘 불평을 털어놓기 시작했어요.
翌日、三人の小坊主はお坊さんがいない間、一つ、二つと不平を言い始めました。
만복이가 말했어요.
マンポクが言いました。
“스님은 떡 한 조각 안 주시네.”
「お坊様は餅のひとかけら下さらないなあ」
칠수가 맞장구를 쳤어요.
チルスが相槌を打ちました。
“맞아, 배가 고파 잠이 안 올 때도 있어.”
「そのとおりだ、お腹が空いて眠れないときもある」
세 아기스님은 머리를 맞대고 열심히 의논하여, 마침내 스님을 골려 줄 방법을 찾았어요.
三人の小坊主は、頭をつき合わせて一所懸命に議論し、とうとうお坊さんをこらしめる方法をみつけました。
저녁때가 되어 스님이 돌아왔어요.
夕方になってお坊さんが帰ってきました。
세 아기스님은 반갑게 스님을 맞이했어요.
三人の小坊主は喜んでお坊さんを迎えました。
만복이가 먼저 말했어요.
マンポクが先に言いました。
“스님, 저희 이름 좀 재미있게 바꿔도 될까요? ”
「お坊様、私の名前をちょっとおもしろく変えてもいいですか?」
“이름을 바꾼다구? 어떻게 바꿀 건데? ”
「名前を変えるというのか? どうかえるのだ?」
“네, 저는 푸라고 불러 주세요.”
「はい、私はぷーと呼んでください」
“푸라고? 희한한 이름이구나.”
「ぷーだと? 変わった名前だなあ」
다음에는 칠수가 나서서 말했어요.
次にチルスが出てきて言いました。
“스님, 저는 톡이라고 불러 주세요.”
「お坊様、私はトンと呼んでください」
“허허, 톡이라. 이름 한번 재미있구나.”
「はは、トンとは。名前がおもしろいなあ」
세 번째로 삼만이가 말했어요.
三番目にサンマンが言いました。
“스님, 저는 맛이라 불러 주세요.”
「お坊様、私はマッと呼んでください」
“맛이라니, 냠냠, 맛있는 맛이란 말이냐? ”
「マッとは、マシイッタ(おいしい)のマッのことか?」
스님은 까닭을 모르는지라, 우스운 녀석들이라고 생각했어요.
お坊さんはわけが分からず、おかしな者たちだと思いました。
그날 밤, 스님은 아기스님들이 자는 것을 확인했어요.
その日の夜、お坊さんは小坊主たちが寝るのを確認しました。
그런 다음 입맛을 다시며 말했어요.
それから食い気を出して言いました。
“이제 슬슬 떡이나 구워 볼까? ”
「さあ、そろそろ餅でも焼いてみるか?」
스님은 불을 피우려고 화로에 있는 재를 푸하고 불었어요.
お坊さんは、火をたこうと火鉢にある灰をぷーと吹きました。
그러자 아기스님 푸가 달려왔어요.
すると小坊主のぷーがかけつけてきました。
“부르셨어요, 스님? ”
「呼ばれましたが、お坊様?」
“그, 그래. 떡을 보니 네 생각이 나서 불렀다.”
「そ、そうだ。餅を見るとおまえのことを思い出して呼んだ」
스님은 할 수 없이 떡을 나눠먹기로 했어요.
お坊さんはしかたなく餅を分けて食べることにしました。
떡을 다 구운 스님은 떡에 묻은 재를 톡톡 털었어요.
餅をすべて焼いたお坊さんは、餅についた灰をトントンとはたきました。
그러자 아기스님 톡이 달려왔어요.
すると小坊主のトンがかけつけてきました。
스님은 속이 상했지만, 태연한 척하며 톡에에게도 떡을 나눠 주었어요.
お坊さんはしゃくにさわりましたが、動じないふりをしてトンにも餅を分けてあげました。
떡을 한 입 베어 문 스님은 자신도 모르게 “아이구, 맛있어라!”하고 말했어요.
餅を一口切って食べたお坊さんは、おもわず「アイゴー、マシイッソラ(ああ、おいしい)」と言いました。
그러자 아기스님 맛이 달려왔어요.
すると小坊主のマッがかけつけてきました。
“그래, 너도 함께 먹자구나.”
「そうか、おもえも一緒に食べようというのだな」
스님은 세 아기스님과 함께 먹으니 훨씬 맛있었어요.
お坊さんは、三人の小坊主と一緒に食べるともっとおいしかったのです。
그래서 스님은 그 후로 항상 음식을 나누어 먹으며 즐겁게 지냈답니다.
それで、お坊さんは、それからはいつも食べ物を分けて食べ、楽しく過ごしたそうです。