토끼에게 속은 호랑이

ウサギに騙されたトラ

 

깊고 깊은 산 속에서 동물의 왕 호라이가 꾀돌이 토끼를 만났어요.

深く深い山の中で、動物の王トラが利口者のウサギと出会いました。

 

호랑이는 입을 크게 벌리며 말했어요.

トラは口を大きく開けて言いました。

 

마침 잘 되었군. 배가 몹시 고프던 참인데.”

「ちょうどよかったなあ。お腹がとても空いていたところだ」

 

토끼는 놀랐지만 애써 웃으며 말했어요.

ウサギは驚きましたが、努めて笑いながら言いました。

 

호랑이님, 이 작은 토끼로 배가 차겠어요? 제가 떡을 배불리 먹게 해 드릴게요.”

「トラ様、この小さなウサギでお腹が一杯になりますか? 私が餅をお腹一杯食べさせてさしあげます」

 

호랑이는 그 소리에 귀가 솔깃했어요.

トラはその話に乗り気になりました。

 

그래? 떡을 많이 먹을 수 있다면 살려 주지.”

「そうか? 餅をたくさん食べることができれば助けてあげよう」

 

토끼는 인절미만한 돌멩이들을 모았어요.

ウサギはきな粉餅くらいの石を集めました。

 

그러고는 불을 지폈어요.

そうして火をたきつけました。

 

이 돌멩이가 익으면 쫄깃쫄깃한 인절미가 된답니다.”

「この石が煮えたら、しこしこしたきな粉餅になるそうです」

 

호랑이는 침을 꼴깍 삼키며 돌멩이가 익기를 기다렸어요.

トラはつばをごくっと飲み込み、石が煮えるのを待ちました。

 

그렇지, 인절미는 꿀을 찍어 먹어야지.

「そうだ、きな粉餅は蜜をつけて食べないと。

 

제가 가서 꿀을 얻어 올 테니, 먼저 드시면 안 돼요.”

私が行って蜜をもらってくるので、先に召し上がってはいけませんよ」

 

그리고 토끼는 깡충깡충 뛰어서 달아났어요.

そして、ウサギはぴょんぴょん飛び跳ねて逃げていきました。

 

한참을 기다리던 호랑이는 더 이상 참을 수가 없어서, 시뻘건 돌멩이를 꿀꺽 삼켰어요.

しばらく待っていたトラは、これ以上我慢することができず、真っ赤な石をごくっと飲み込みました。

 

으앗! 뜨거워!”

「うわっ! 熱い!」

 

뱃속까지 데어 버린 호랑이는 펄쩍펄쩍 뛰며 토끼를 원망했어요.

お腹の中までやけどしてしまったトラは跳びあがってウサギを恨みました。

 

얼마 후, 토끼와 호랑이가 다시 만났어요.

しばらくしたのち、ウサギとトラが再び出会いました。

 

토끼 너 때문에 내가 얼마나 고생했는지 아느냐?”

「ウサギ、おまえのために私がどれくらい苦労したか知っているのか?」

 

호랑이는 토끼를 덥석 물려고 했어요.

トラはウサギをがぶりと噛み付こうとしました。

 

호랑이님, 저를 살려 주시면 참새고기를 마음껏 드실 수 있어요.”

「トラ様、私を助けてくだされば、すずめの肉を好きなだけ召し上がることができます」

 

호랑이는 벌써부터 군침이 돌았어요.

トラはすぐに欲が出ました。

 

눈만 감고 계시면 참새 떼가 입 안으로 들어갈 거예요.”

「目さえ閉じていらっしゃれば、すずめの群れが口の中に入ってきますよ」

 

토끼의 말만 믿고 호랑이는 입을 크게 벌리고 참새 떼를 기다렸어요.

ウサギの話を信じ、トラは口を大きく開けてすずめの群れを待ちました。

 

그러나 아무리 기다려도 참새 떼는 오지 않았어요.

しかし、いくら待っても、すずめの群れは来ませんでした。

 

그런데 타닥타닥 소리가 나더니 온통 주위가 뜨거워졌어요.

ところで、ぱたぱたと音がすると、あたり一面が熱くなりました。

 

들판 끝에서부터 불이 타들어 오고 있었어요.

野原のすみから火が燃えてきていました。

 

호랑이는 허겁지겁 도망을 쳤지만, 엉덩이를 벌겋게 데고 말았어요.

トラは、あたふたと逃げ出しましたが、お尻を赤くやけどしてしまいました。

 

추운 겨울날, 호랑이와 토끼는 세 번째 만나게 되었어요.

寒い冬の日、トラとウサギは三回目の出会いをするようになりました。

 

호랑이는 얼른 토끼를 물어 버렸어요.

トラは、すぐにウサギに噛み付いてしまいました。

 

그러자 토끼가 눈물을 흘리며 말했어요.

するとウサギが涙を流して言いました。

 

예전의 일들이 미안해서 제가 싱싱한 잉어를 선물하려 했는데…….”

「以前のことが申し訳なくて、私が新鮮なコイを贈り物しようと思ったのですが……」

 

이런, 고얀 놈! 이젠 안 속는다.”

「なんと、けしからんやつ! もう騙されない」

 

호랑이는 씩씩거리며 말했어요.

トラははあはあと荒い息をしながら言いました。

 

아니에요. 이번에는 진짜예요. 강가로 함께 가 보실래요?”

「違います。今度は本当です。川辺に一緒に行かれますか?」

 

토끼는 호랑이를 달랬어요.

ウサギはトラをなだめすかしました。

 

호랑이는 잉어라는 말에 군침이 도는지, 줄레줄레 토끼를 따라갔어요.

トラは、コイという言葉に欲が出たのか、ふらふらとウサギについていきました。

 

토끼는 낚시꾼이 하듯이 꽁꽁 언 강의 얼음을 깨뜨려 둥그런 구멍을 만들었어요.

ウサギは釣り人がするように、がちがちに凍った川の氷を壊し、丸い穴をつくりました。

 

호랑이님, 이 구멍에다 꼬리를 담그고 계시면 잉어들이 많이 매달릴 거예요.

「トラ様、この穴に尻尾をつけていらっしゃれば、コイたちがたくさんぶら下がります。

 

그럼 저는 불을 피울 나무를 구해 올게요.”

それでは、私は、火をたく木をさがしてきます」

 

토끼는 폴짝폴짝 뛰어서 사라졌어요.

ウサギはぴょんぴょん跳んでいなくなりました。

 

호랑이는 꼬리를 물 속에 담그고 잉어가 매달리기만 기다렸어요.

トラは、尻尾を水の中にひたし、コイがぶら下がることだけを待ちました。

 

그러나 아무리 기다려도 피라미 한 마리도 붙지 않았어요.

しかし、いくら待ってもおいかわ一匹もつきませんでした。

 

호랑이는 온몸이 얼어붙는 것 같았어요.

トラは、全身が凍りつくようでした。

 

참다못한 호랑이는 꼬리를 빼려 했어요.

我慢できなかったトラは尻尾を抜こうとしました。

 

그런데 이게 어찌 된 일일까요?

ところが、これはどうしたことでしょうか?

 

꼬리가 얼어붙어 버렸어요.

尻尾が凍りついてしまいました。